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猫検定(ねこ検定)中級の問題集の内容は?過去問はある?中級の出題傾向を解説!

猫検定(ねこ検定)中級の問題集の内容は?過去問はある?中級の出題傾向を解説!

猫との暮らしをより豊かにするために始まった「ねこ検定」。

全7回の試験で合計2万人以上の方が受験する人気猫資格となっています。

ねこ検定は初級、中級、上級と分かれており、初級と上級は誰でも受験OK。

上級は中級合格者のみ受験できるシステムになっています。

中級の受験を検討している方も多いのではないでしょうか。

そこで気になるのがどんな問題が出るのかということですよね。

受験を決める前に問題集や過去問で問題を確認しておく必要があります。

今回の記事では、ねこ検定中級の問題集について詳しく解説したいと思います。

中級の問題集は「公式テキスト収録の模擬問題集」と「公式厳選過去問題集」です。

その内容や出題傾向を解説していきましょう。

ねこ検定の中級の受験を迷っている方も、具体的な問題の内容がわかると、自分に合ったレベルなのか見極めることができるはずです。

猫検定(ねこ検定)中級の問題集はある?

猫検定(ねこ検定)中級の問題集はある?

ねこ検定は、市販されている公式本を購入し、独学で勉強して検定試験に挑むことになります。

しかしテキストはあっても問題集は市販されていません。

ねこ検定中級の問題集はあるのでしょうか。

さらに以下のような疑問もありますよね。

ねこ検定中級の過去問はある?

最近は様々な猫資格がありますが、過去問が公表されていないケースが多いです。

通信講座で試験対策をして検定試験に挑む流れが多い傾向にあります。

しかしねこ検定の場合は認定講座がないため、自力で試験対策をしなければなりません。

そのためには過去問を入手しておきたいですよね。

ねこ検定の過去問はあるのでしょうか。

ねこ検定中級の出題傾向は?

ねこ検定は公式テキストが出題範囲になっていますので、試験対策はテキストを読み込むことがメインの学習方法になります。

しかし検定試験の対策を効率よく進めるためには、出題傾向を知ることが大事です。

ねこ検定中級は、どのような出題傾向にあるのでしょうか。

問題集や過去問から、出題傾向をチェックしておきたいですね。

ねこ検定の中級の受験を検討している方の中には、このような疑問がある方は多いでしょう。

次の章では、ねこ検定の中級の問題集・過去問情報をお伝えしていきたいと思います。

猫検定(ねこ検定)中級の問題集を解説!公式模擬問題集と過去問がある

猫検定(ねこ検定)中級の問題集を解説!公式模擬問題集と過去問がある

ねこ検定は初級、中級、上級に分かれており、初級・中級は誰でも受験することが可能です。

ねこ検定とはどんな資格なのかについては、こちらの記事「猫検定とはどんな資格?メリットデメリットを解説」をご覧ください。

上級の受験条件は中級合格者のみとなっています。

上級を目指すために、まずは中級から受けたいとお考えの方もいるでしょう。

ここからは、中級を目指す方に向けた問題集・過去問情報をご紹介したいと思います。

公式テキスト収録の模擬問題集

はじめにご紹介する問題集は、公式テキストの巻末に収録されている模擬問題集です。

公式問題集として一冊になった本はなく、こちらが公式問題集ということになります。

まずは公式テキストについて触れておきたいと思います。

ねこ検定の主な教材は公式テキストです。

こちらの2冊がメイン教材になっています。

本のタイトル 金額(税込)
ねこ検定公式ガイドBOOK初級編 新版 1,540円
ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編 新版 1,650円

公式テキストは上記の金額で全国の書店や通販サイトで購入することができます。

初級編も中級・上級編の2冊に分かれているのですが、どちらも「猫の生態」「猫の暮らし」「猫の歴史」「猫の文化」の4つのジャンルについて書かれています。

初級編は基礎的な内容、中級・上級編はより深掘りした内容です。

この2冊の本には、それぞれ最後に模擬問題集が入っています。

「猫の生態」「猫の暮らし」「猫の歴史」「猫の文化」それぞれのジャンルから出題されているので、一通り理解度のチェックができるでしょう。

テキストを読んで知識をインプットした後、問題を解いてアウトプットするという使い方ができるので便利ですね。

間違った部分はテキストの該当部分に戻って復習できる使いやすさもあります。

また、ねこ検定が公式に作っている問題集なので、頻出分野が含まれている可能性が高いです。

試験対策として模擬問題集は必ず解いておきましょう。

ねこ検定公式厳選過去問題集

次にご紹介するのは過去問題集です。

こちらは、紙の本ではなく印刷可能なデータ形式(PDF)となっています。

価格 各級1,100円(税込)
形態  印刷可能なデータ形式(PDF)
内容  過去問題全100問・解答解説付き

初級、中級、上級に分かれており、必要な級の過去問だけ購入できるようになっています。

紙に印刷して本番の試験のように解ける仕様です。

ねこ検定公式サイトの「ねこ検定公式厳選過去問題集」のコンテンツから購入することができます。

他の猫資格の場合は過去問が公表されていることが少ないのですが、ねこ検定はしっかり過去問が用意されているので試験対策がしやすいですね。

収録されている問題は、2022年・2023年に行われた第5・6回試験問題から厳選された100問です。

ねこ検定の検定試験では100問出題されますので、本番と同じように解くことができますね。

検定試験の合格ラインは7割以上となっています。

過去問を解き、合格ラインに達することができるか試してみましょう。

公式サイトや公式Xも要チェック

ねこ検定の問題集は前述した模擬問題集と過去問の2つです。

しかしその他にも、練習問題が公表されています。

公式サイトの練習問題

1つ目はねこ検定公式サイトにある「練習問題」です。

公式サイトのメニュー画面「練習問題」から進むと、級ごとの練習問題を見ることができます。

中級は6問出題されており、1問ずつ解答と解説がついています。

問題数は少ないですが、誰でも無料でチャレンジできる問題集なので、中級レベルの問題をチェックしたい方におすすめです。

公式X(旧Twitter)の練習問題

2つ目はねこ検定公式Xにある練習問題です。

公式Xでは、2024年3月に行われた検定試験の前に「試験対策講座本日の1問」として練習問題が投稿されていました。

こちらも無料で見ることができる練習問題になりますので、チェックしておくと良いでしょう。

また、公式Xに投稿される問題は、実際に検定試験に出題される問題のヒントになるという情報もありますので要チェックですね。

猫検定(ねこ検定)中級の問題集から出題傾向を検証!

猫検定(ねこ検定)中級の問題集から出題傾向を検証!

ここまで、ねこ検定の問題集情報をお伝えしてきました。

中級の問題集は「公式テキスト収録の模擬問題集」「ねこ検定公式厳選過去問題集」と、公式サイトや公式Xに少しだけ練習問題があることをご紹介してきました。

ここからは、これらの問題集から中級の出題傾向や難易度について見ていきたいと思います。

幅広いジャンルから出題される

ねこ検定の中級用問題集の問題を見てみると、非常に幅広いジャンルから出題されていることがわかります。

猫知識について問われる検定試験なので、当然すべて猫に関わることではあります。

しかしそのジャンルは猫の「生態」「暮らし」「歴史」「文化」「法律」と多彩です。
改めてねこ検定の出題範囲について見ておきましょう。

出題範囲 出題の割合
初級 「ねこ検定公式ガイドBOOK初級編」 100%
中級 「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」 70%
「ねこの法律とお金」 20%
時事問題など 10%
上級 「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」 60%
「ねこの法律とお金」 30%
時事問題など 10%

各級、メインとなるテキストは「ねこ検定公式ガイドBOOK」です。

このテキストには「猫の生態」「猫の暮らし」「猫の歴史」「猫の文化」の知識が書かれています。

さらに中級、上級では猫の法律に関わる「ねこの法律とお金」というサブテキストも加わり、2割程度の割合で出題されるので、さらに出題範囲が広がるでしょう。

例えばどのような問題があるのかご紹介したいと思います。

「猫の身体能力について間違っているものは?」
「猫の住環境で間違っているものは?」

このような猫の生態や暮らしに関する問題は、一般的な猫知識という感じがしますね。
猫を飼っている方の場合はスムーズに解けるでしょう。

「最も古い飼い猫の記録を残したとされる天皇は?」
「写真集『愛しのチロ』のカメラマンは誰?」

ただし、このような歴史、文化に関する問題も見られます。

「『動物の愛護及び管理に関する法律』の通称名は?」

さらにこのような法律に関わる問題の出題されるのが特徴です。

テキストを隅々まで読みむこと、多くの問題を解いて知識を定着させる必要があるでしょう。

専門用語や数字を覚える必要がある

ねこ検定中級の問題の特徴は、専門用語や数字を問う問題が多いことです。

検定試験の形式は4択問題になっており、記述式ではありません。

それでも、専門用語や数字が頭に入っていないと解けない問題が多いでしょう。

例えばどのような問題があります。

「ペットフード栄養の規約・基準を作成している『米国飼料検査官協会』の略称は?」
・AAFCO
・ABFCO
・ABECO
・AAECO
「人間年齢に換算すると猫の10歳はいくつ?
・約36歳
・約42歳
・約46歳
・約56歳

中級は、このように専門用語や数字を把握していないと答えを導けない問題が多い傾向にあります。

試験対策をする際には、何となく読むのではなく、専門用語や数字に着目しながら覚えると良いでしょう。

各級の難易度については、こちらの記事「猫検定の合格率・合格ラインや難易度は?」でまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

WEB単語帳もおすすめ

専門用語を覚える時におすすめなのが、ねこ検定の認定機関「ねこ検定実行委員会」が公表している「WEBねこ検定特製単語帳」です。

「ねこ検定 単語帳」で検索するとチェックできるでしょう。

生態、暮らし、文化、歴史の4ジャンルごとに単語をまとめたWEB単語帳です。

単語をクリックすると1つずつ詳しい解説を見ることができます。

WEB上で見ることができるコンテンツなので、すきま時間にスマホで見て覚えるのに最適です。

公式の単語帳なので、出題されやすい用語を効率よく覚えることができるでしょう。

「ねこの法律とお金」からの出題は注意が必要

最後にご紹介するのは、サブテキスト「ねこの法律とお金」に関する問題です。

初級はメインテキストのみになりますが、上級からはこのサブテキストの試験範囲に加わりますのでご注意ください。

出題される割合は全体の2割程度なのであまり高くはありません。

ねこ検定の合格ラインは70%以上なので、最悪「ねこの法律とお金」からの問題がすべて外れても合格ラインに達することは可能です。

しかしながら、前述したようにメインテキストからの出題問題も難易度が高いため、法律ジャンルもしっかり勉強しておく必要があるでしょう。

試験では2割程度しか出題されませんが、覚える範囲はとても広いです。

以下にテキストの内容をまとめましたのでご覧ください。

1章 猫のいる日々の暮らしと法律
2章 猫を取り巻くご近所トラブル
3章 ペットサービス・獣医療トラブル
4章 愛猫とのお別れと手続き
5章 愛猫のための「お金」と制度
6章 ねこ六法 知っておきたい法律

このテキストでは、猫を飼う上で起こりやすいトラブルや疑問について詳しく書かれています。

猫好きの方には興味深い話題も多いので、テキストを読むのは楽しいでしょう。

しかし、試験では前述したように専門用語などが問われます。

ただ何となく読んでおくだけではなく、過去問で出題された範囲を重点的に覚えたり、難しい用語はノートにまとめておくなどして、しっかり覚えることが大事です。

ねこ検定中級の問題集情報まとめ

ここまでねこ検定中級の問題集について解説してきました。

まとめると以下になります。

  • 公式問題集は「公式テキスト収録の模擬問題集」
  • 公式過去問は「ねこ検定公式厳選過去問題集
  • 公式サイトや公式Xにも練習問題がある
  • 問題集からわかる出題傾向は「幅広いジャンル」「専門用語や数字が問われる」「法律問題は注意が必要」

中級を検討する際には、このような問題集情報も参考にしてくださいね。

練習問題を解いてみて、レベルが高すぎると感じた場合は初級からトライすると良いかもしれませんね。

初級の問題集に関する情報はこちら「猫検定初級の練習問題・過去問情報」にまとめていまので、ぜひ参考にしてください。

猫検定(ねこ検定)中級の問題は公式の問題集・過去問で要チェック

ねこ検定

今回はねこ検定の中級の問題集・過去問について解説してきました。

ねこ検定が公式に出している模擬問題集、過去問があるため、どのような出題傾向にあるのかチェックすることが可能です。

試験対策をする際には、テキスト学習と合わせて問題集・過去問も必ず確認しておきましょう。

また、無料で閲覧できる練習問題もありますので、中級を受けるべきか迷っている方は事前にこちらをチェックしておくと良いですね。

ねこ検定の中級に不安がある方も、事前に問題内容を確認しておくと合格を目指せるレベルなのか把握することができるでしょう。