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愛玩動物飼養管理士の受験資格は何歳から?

愛玩動物飼養管理士の受験資格は何歳から?高校生や実務経験なしでも受けられる?

犬猫をはじめ、ペット全般について体系的に学べる愛玩動物飼養管理士。

愛猫のお世話だけでなく、ペット業界への就職や開業に役立つ資格ということで人気を集めています。

取得を検討中の方も多いのではないでしょうか。

しかし「どんな人でも受けられるの?」という疑問もありますよね。

本記事では、愛玩動物飼養管理士の受験資格について解説します。

結論から申し上げますと、2級は15歳以上であれば受験可能です。

高校生、実務経験がない方でも受けることができます。

ただし、1級の受験資格は2級取得者となっていますので注意が必要です。

いざ受験しようとした時に「自分には受験資格がなかった…」という失敗にならないようにきちんと受験資格をチェックしておきましょう。

愛玩動物飼養管理士の受験資格は?

愛玩動物飼養管理士の受験資格は?

愛玩動物飼養管理士は、国家資格ではなく民間資格です。

しかし環境庁の認定事業であるため、初心者向けのペット資格よりハードルの高さを感じる方も多いでしょう。

認定試験を受けるためには、どんな条件があるのでしょうか。

何歳から受けられる?高校生は?

受験条件としてまず確認しておきたいのが年齢制限ですよね。

何歳から試験を受けることができるのでしょうか。

また、「将来のために学生のうちに取得しておきたい」という方もいるでしょう。

高校生など学生に受験資格があるのかについても知りたいですね。

実務経験がなくても受験することができる?

愛玩動物飼養管理士はペット業界での就職や開業に役立つ資格です。

ペット業界で働き始める前に取得したい方も多いでしょう。

しかし、ペット関連の資格には受験資格として実務経験が含まれる場合もあるため注意が必要です。

愛玩動物飼養管理士を受けるために、実務経験は必要なのでしょうか。

1・2級の受験条件に違いはある?

この資格は1級、2級に分かれています。

それぞれの級の受験条件に違いはあるのでしょうか。

1・2級どちらも取りたい方は、条件の違いをきちんと理解しておきたいですね。

 

愛玩動物飼養管理士を目指す際には、このような疑問をクリアにしておく必要があります。

次の章では、愛玩動物飼養管理士の受験条件について詳しく解説したいと思います。

愛玩動物飼養管理士の受験資格を解説

愛玩動物飼養管理士の受験資格を解説

ペットのお世話やペット業界で働く際に役立つ愛玩動物飼養管理士の資格。

この資格を取得するためには、公益社団法人日本愛玩動物協会が実施している認定試験に合格する必要があります。

しかし、そもそも受験資格がなければ認定試験を受けることはできません。

ここからは、愛玩動物飼養管理士の受験資格の内容について見ていきましょう。

年齢制限は「満15歳以上」高校生でもOK

愛玩動物飼養管理士の資格は何歳でも受けられるわけではありません。

「満15歳以上」という年齢制限がありますのでご注意ください。

ただし、「満15歳以上」であれば、高校生でも受験することが可能です。

高校卒業後にペット業界で働きたい、学生のうちに資格を取りたい等の事情がある方は、高校時代に挑戦してみると良いでしょう。

注意点

この年齢制限には1つ気を付けていただきたいことがあります。

認定試験を受ける年度の4月1日時点「満15歳以上」であることが条件です。

愛玩動物飼養管理士の試験は毎年11月と2月に実施されています。

例えば、令和6年度(2024年度)の場合は以下の日程で認定試験が実施されます。

  • 2024年11月24日(日)
  • 2025年2月23日(日)

この日程いずれかで試験を受ける場合は、2024年4月1日の時点で「満15歳以上」が条件となります。

2025年2月23日の時点で15歳ならOKではありませんのでご注意ください。

幅広い年齢の方が受験している

環境庁の公式サイトには、愛玩動物飼養管理士の応募者の年齢別の割合が公表されていました。

以下にまとめましたのでご覧ください。

応募者の年齢 割合
10代 35.2%
20代 14.6%
30代 12.1%
40代 18.9%
50代 14.9%
60代 3.9%
70代以上 0.3%

(参考:環境省)

令和元年~令和4年の応募者の情報です。

幅広い年齢の方が受験していること、そして10代の方が多いことがわかりますね。

高校生の方が受験するケースもあるのでしょう。

この資格は通信講座を受講して自宅で学習するスタイルなので、高校生でも挑戦しやすいと言えますね。

通信講座での取得方法などはこちらの記事「4愛玩動物飼養管理士はどんな資格?内容・取る意味や取る方法を解説」を参考にしてみてください。

実務経験がなくてもOK

実務経験が必須の資格もありますが、愛玩動物飼養管理士の場合、実務経験は必要ありません。

ペット関連の仕事をした経験がない方でも受験することができます。

しかし「実際は実務経験がある人ばかりが受験しているのでは…」と不安な方もいるでしょう。

ところが、愛玩動物飼養管理士の認定試験を受ける方は、実は実務経験がない方のほうが多い傾向にありますのでご安心ください。

これからペット業界への就職を検討している方、将来ペット業界へ就職したいという夢がある方でも挑戦しやすい資格と言えます。

環境庁の公式サイトには、愛玩動物飼養管理士の応募動機についても記載がありました。

以下にまとめましたのでご覧ください。

応募の動機 割合
知識を増やしたい 22.6%
ペットのため 21.5%
将来のため 14.7%
動物関連の仕事を目指すため 11.8%
動物取扱責任者登録などのため 11.7%
ボランティア活動のため 9.6%
現在の動物関連の仕事のため 5.3%
その他 2.8%

(参考:環境省)

「現在の動物関連の仕事のため」という方の割合はわずか5.3%。

実務経験がある方は非常に少ないことがわかりますね。

一方「知識を増やすため」「ペットのため」など、仕事に直結した理由ではない方が多い傾向にあります。

このような方だけで4割以上を占めていますね。

また、「動物関連の仕事を目指すため」「将来のため」という方も2割以上います。

実際に応募した方々の状況を見ると、実務経験がなくても堂々と受験して良い資格ということがうかがえますね。

1級の受験資格は2級取得者

ここまで、愛玩動物飼養管理士の受験資格について解説してきました。

「年齢は満15歳以上であれば誰でもOK」「実務経験がなくてもOK」と、条件があまり厳しくないことがおわかりいただけたと思います。

しかしながら、1級を受ける場合には注意が必要です。

この資格は2級と1級があります。

2級を受ける場合は「満15歳以上」という条件しかありません。

しかし1級を受ける場合には「2級愛玩動物飼養管理士の資格を有する者」という条件が加わりますのでご注意ください。

これは他の民間資格でも見られる条件と言えますね。

注意点

2級取得者になるためには1つ注意点があります

2級の資格を有するためには、2級の認定試験に合格しただけではダメです。

その後に、認定登録の手続きをする必要がありますのでご注意ください。

合格すると合格通知と共に認定登録料の振込用紙が届きます。

振り込みが完了すると、1ヶ月程度で資格認定証が届く流れになります。

この手続きを忘れずに行うようにしましょう。

こちらの記事「愛玩動物飼養管理士1級と2級の違いは?3級や準2級はある?」の記事では、1、2級の概要を詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

愛玩動物飼養管理士の受験資格まとめ

愛玩動物飼養管理士の受験資格についてまとめると以下になります。

受験条件
資格 年齢 実務経験
1級 2級取得者 満15歳以上 不要
2級 不要

2級を受ける場合は、満15歳以上であることだけが条件になります。

1級の場合は、それに2級取得者であることが条件に加わる形ですね。

ただし、愛玩動物飼養管理士を受験するためには、他に3つの条件があります。

「通信講座を受けること」「スクーリングを受けること」「課題を提出すること」です。

次の章で解説したいと思います。

愛玩動物飼養管理士の受験するための3つの条件

愛玩動物飼養管理士の受験するための3つの条件

この資格の受験条件はあまりハードルが高くありません。

しかし、その他にいくつか条件がありますのでご説明しておきたいと思います。

①通信講座を受講する

民間資格を受けるためには、いくつか学習方法があります。

大きくわけると「通学」「通信講座」「独学」になるでしょう。

この資格は専門学校などに通学する必要はありません。

ただし、市販本を買って独学するということはできません。

認定試験を受けるためには、日本愛玩動物協会の通信講座を受講する必要があります。

通信講座に申し込むと、教本などの教材が送られてきますので、それに則って約6ヶ月を目安に学習を進めることになります。

 1級  2級
受験受講料 34,000円 32,000円
認定登録料 20,000円 8,000円

また通信講座を受講し、認定登録をする場合はこのような費用がかかります。

これは必須条件として頭に入れておきましょう。

通信講座の内容についてはここでお話すると長くなってしまいますので、こちらの記事「■■■■■■■■■■■83愛玩動物飼養管理士の通信教育・通信講座おすすめは?」で改めてまとめたいと思います。

ぜひ合わせてご覧ください。

②スクーリングを受講する

愛玩動物飼養管理士の通信講座はテキスト学習だけではありません。

通信講座受講期間中に、以下のスクーリングを受講する必要があります。

このスクーリングを受講しないと認定試験を受けることができませんので、覚えておいてくださいね。

1級は7科目、2級は9科目の講義が用意されています。

講義は会場で行われるわけではなくオンライン形式です。

しかもライブではありませんので、期間中であれば好きな時間に受講してOK。

忙しい方でも負担なく取り組むことができるでしょう。

実際に受講した方の口コミを見ると、教本の内容がわかりやすくまとめられた講義内容なので、理解が深まると好評です。

スクーリングについては、こちらの記事「愛玩動物飼養管理士のスクーリングはオンラインでスマホOK?日程は時間も解説」で改めてご紹介していますので、ぜひチェックしておいてくださいね。

③課題提出

愛玩動物飼養管理士の通信講座では、課題提出にも取り組む必要があります。

1級は142問、2級は140問とボリュームがありますので、頑張って取り組みましょう。

指定された期限までに提出をしないと、認定試験を受けることができませんのでご注意ください。

ただしこの課題には、以下のようにメリットが多いです。

  • 模擬試験形式なので認定試験前の対策として活用できる
  • 教本の重要な部分が網羅された問題になっている
  • 「自己判定表」がもらえるので実力がチェックできる
  • 「解答集」がもらえるので弱点克服に活用できる

このように、教本やスクーリングで勉強したことがどれくらい理解できているか確認できて、認定試験対策に役立てることができます。

他のペット関連の通信講座の場合、このような課題提出がないケースも見られます。

その場合は自分で実力把握や試験対策をする必要があるので大変です。

愛玩動物飼養管理士は課題提出があることで、スムーズに認定試験に臨むことができでしょう。

学習計画を立てて、じっくり課題提出に取り組むようにしたいですね。

愛玩動物飼養管理士1級2級の過去問集・テキスト教材・参考書・問題集について解説」では、課題の問題内容などについても触れていますので、気になる方はチェックしておいてくださいね。

愛玩動物飼養管理士の受験資格は満15歳以上で実務経験不要

愛玩動物飼養管理士

今回は愛玩動物飼養管理士の受験資格について解説してきました。

他のペット関連の資格に比べてハードルが高そうな資格ですが、受験資格についてはあまり厳しくありません。

2級は満15歳以上という条件のみ。

1級はさらに2級取得者であることが条件に加わります。

ただし、独学で勉強し認定試験だけ受けることはできません。

「通信講座の受講」「スクーリングの受講」「課題提出」を行わないと認定試験が受けられないことは覚えておきましょう。

しかしながらどちらの2級も実務経験は問われませんので、初心者の方でも安心して挑戦することができるでしょう。

詳しい内容を知るためには、愛玩動物飼養管理士の公式サイトから資料請求するのがおすすめです。

無料で資料を取り寄せられるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。