ペットショップなど、ペット業界で活躍したい方から注目されているペット販売士の資格。
ペット業界に就職する際、ペットに関わる仕事で独立開業する際など幅広い場面で活かせる資格といえます。
取得を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで気になるのは「評判のよい資格なのか、口コミがよい資格なのか」ということですよね。
あまり評判のよくない資格の場合、せっかく取得してもアピール材料にならないかもしれません。
勉強をはじめた後に、「予想と違った…」となる失敗も避けたいところです。
本記事では、ペット販売士の口コミや評判をふまえて、具体的にどんなメリットデメリットがある資格なのか検証したいと思います。
取得を目指す前にリアルな情報を得ておけば、納得したうえで勉強を始めることができるでしょう。
ペット販売士資格の評判は?
一般社団法人日本ペット技能検定協会が実施しているペット販売士資格。
ペットを販売するために特別な資格は必要ありませんが、この資格があることで仕事の幅が広がるでしょう。
しかし、漠然と有益な資格というイメージがあっても、具体的な内容がわかないと不安ですよね。
それを知るためには、評判の良し悪しをチェックするのが賢明です。
ペット販売士の口コミはどのような内容なのでしょうか。
どんなポジティブな口コミや評判がある?
良い口コミが多い場合、その内容が重要です。
評判がよい資格であっても、あなたの希望にあった資格とは限りません。
たとえば、「初心者向けで取得しやすい」と評判がよい資格の場合、専門的な知識を身に着けたい方には物足りないかもしれません。
具体的にどんなメリットがあるのか知りたいですね。
ネガティブな口コミや悪い評判はない?
最近はペット関連の資格がたくさんあり、なかにはあまり評判がよくない資格も見られます。
せっかく取得した後に、「評判がよくない資格で、アピール材料にならなかった」という失敗はしたくありません。
悪い噂やネガティブな口コミがないか調べておきたいですね。
ペット販売士の資格を検討されている方のなかには、このような疑問がある方は多いのではないでしょうか。
次の章では、このような疑問をクリアにして納得したうえで資格取得を目指すために口コミ評判をみていきたいと思います。
ペット販売士資格の口コミ評判からみえるメリットデメリットを解説
ペット販売士の評判をみるまえに、まずは基本情報をチェックしておきましょう。
資格名 | ペット販売士 |
認定機関 | 一般社団法人 日本ペット技能検定協会 |
学習方法 | ヒューマンアカデミー |
講座名 | ブリーダープロフェッショナル講座 |
学習期間目安 | 6ヶ月 ※在籍期間は24ヶ月 |
受講料 | 300,300円 |
受験方法 | 在宅受験(課題提出) |
ライセンス交付代(税込) | 14,000円 |
合格基準 | 200点中140点以上 |
一般社団法人日本ペット技能検定協会が認定している資格です。
取得方法は、ヒューマンアカデミーの通信講座を受講し、カリキュラムを修了するとライセンスの交付申請ができる流れになります。
受験方法は在宅受験。
受験といっても課題を提出する形で、合格点が取れればカリキュラム修了という流れになります。
学習期間の目安は6ヶ月程度ですが、在籍期間は24ヶ月なので、時間をかけて勉強することも可能です。
それでは、このような情報をふまえて、口コミ評判を見ていきましょう。
良い口コミからわかるメリット
まずは、ポジティブな評判や口コミ内容から見ていきましょう。
より確かな情報を得るために、ヒューマンアカデミーの公式サイトや口コミサイトの中から信憑性の高い口コミをピックアップしています。
当サイトの見解とまじえて、口コミからわかるメリットを見ていきましょう。
①ペット業界で活かしやすい資格
ペット販売士は、ペット、ペットに関する器具、ペットフードなどを販売する際に、正しいアドバイスができることを認める資格です。
正しいアドバイスとは、正しい飼育方法や動物愛護の精神にもとづいたアドバイスです。
資格取得のための勉強では、解剖生理学、内科学、臨床検査学、栄養学、薬理学など、ペットの健康管理に必要な知識を勉強します。
専門的な知識を網羅的に学ぶことができるので、ペット業界で活かせる資格といえるでしょう。
最近はさまざまなペット関連資格がありますが、愛犬や愛猫に活かすための初心者向けの資格が多い傾向にあります。
しかし、そのような資格は、ペット業界で活かすことは難しいでしょう。
ペット販売士は、飼い猫だけでなく仕事に役立てたい方にも満足できる資格といえます。
口コミのなかには、以下のような意見がありました。
2人目の方のコメントにあるように、この資格はペットショップ以外でも幅広く活用できる資格です。
- ペットショップ
- トリマー
- ペットシッター
- ペットホテル
- 動物カフェ
- ドックトレーナー
このような仕事で活かしやすい資格といえるでしょう。
ペットを扱う仕事をする場合、特に資格が必要なわけではありません。
しかしペット販売士の資格を持つことで、自信を持ってアドバイスできたり、顧客から信頼を得られるなど、さまざまなメリットが期待できます。
「ペット業界で働くうえで自信になるような資格を取りたい」「幅広いペット知識をもって接客したい」という方におすすめの資格です。
②経営についても学べる
他のペット資格の場合は、ペットの健康管理に関する知識にとどまるケースが多いです。
ペット販売士の勉強でも、もちろん健康管理についても学びますが、経営に関することまで学べるところが大きなメリットといえるでしょう。
この資格を取るためのブリーダープロフェッショナル講座では、はじめに「ペット経営学」を学びます。
ペット業界で店舗経営する際に必要な知識を具体的に勉強する内容です。
たとえば、以下のような項目があります。
- 店舗設計
- 開店のための実務
- 仕入れ経理
- 税務管理
- チラシ、広告作成
ショップ経営に必要なノウハウを一通り学べるので、独立開業したい方にも有益な資格といえるでしょう。
以下のような口コミが見られました。
ペット関連の資格はたくさんありますが、経営ノウハウまで学べる資格は多くありません。
いますぐ開業を考えている方はもちろん、将来開業したい夢がある方にも下準備としておすすめの資格です。
③通信講座で取得を目指せるのが良い
一般的に資格取得の方法は「学校に通う」「通信講座」「独学」の3パターンです。
学校に通うのはハードルが高い、でも独学は心配という方にピッタリなのが通信講座でしょう。
ペット販売士はヒューマンアカデミーの通信講座を受講して取得を目指すことができます。
このメリットに関するポジティブな口コミもありました。
口コミにあるように、通信講座は好きな時間に勉強できるので、ストレスなく取り組むことができるでしょう。
特にヒューマンアカデミーの通信講座は最長24ヶ月在籍できるので、ゆっくり自分のペースで進めることが可能です。
また、添削課題を5回提出する必要があるのですが、提出期限は設けられていません。
好きなタイミングで課題に取り組んで提出することができます。
ペット販売士の取得講座は、一般的な通信講座のメリットに加えて、ヒューマンアカデミーの通信講座ならではの魅力もある講座といえます。
通信講座の口コミはこちらの記事「ブリーダープロフェッショナル講座で資格を目指す人の口コミ評判は?」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
④わかりやすい教材で学べる
ペットの生体管理から経営ノウハウまで学べるペット販売士の資格。
幅広い知識が勉強できるのは魅力的ですが「そんなにたくさん覚えられるか不安」という方もいるでしょう。
しかし、ヒューマンアカデミーの通信講座では、わかりやすい教材が用意されているので勉強しやすい環境が整っているといえます。
このように、教材に関するポジティブな口コミがありました。
ヒューマンアカデミーは教育サービス大手ということもあり、教材がとても充実しています。
ペット販売士の資格講座の教材は以下です。
- テテキス10冊
- ペット用語辞典 1冊
- 映像講義・資料9本
- 犬・猫骨格ポスター各1枚
- eラーニング(ショート動画、要点まとめの講義動画、演習問題など)
- 添削課題
テキストを読む、映像講義を視聴、すきま時間にeラーニングで勉強するという流れで進めることができます。
テキスト勉強だけの通信講座もありますが、どうしても飽きて行き詰ってしまうでしょう。
DVD教材やeラーニングも揃っているので、モチベーションを維持しながら進められるメリットがあります。
「充実した教材で勉強をしたい」「映像教材やeラーニングで勉強したい」という方にも満足できる資格といえるでしょう。
⑤短期間で取得を目指せる
専門学校などに通って資格取得を目指す場合は2年もの時間がかかります。
すぐに資格をとって独立開業したいという方の場合は、2年の期間は長すぎるでしょう。
ペット販売士の資格講座は、最長24ヶ月まで受講することができますが、目安の学習期間は6ヶ月です。
早く資格を取りたい場合は、半年程度で取得を目指せるところもメリットといえるでしょう。
このような意見がありました。
短期間で取得したい方、時間をかけて取得したい方、どちらにも対応している資格といえますね。
悪い口コミからわかるデメリット
次に、ペット販売士に関する悪い口コミを見ていきましょう。
すみずみまで口コミを調べてみた結果、ほとんどがポジティブな内容で悪い口コミはほとんど見つかりませんでした。
悪評や悪い噂がある資格でないことは確かでしょう。
しかしいくつか気になるデメリットがありますので見ていきたいと思います。
①覚えることが多くて大変
ここまでお伝えしてきたように、この資格を取るためには広範囲の知識を身につける必要があります。
基礎的なことはもちろん、専門的なことも学ぶため苦労する方もいるでしょう。
覚えることが多くて大変と感じる方は少なくないと思います。
このような方もいます。
実はペット販売士の「ブリーダープロフェッショナル講座」は、ペット繁殖指導員、動物健康管理士、ペット販売士、ペット防災管理士という4つの資格を目指せる講座です。
一度に複数の資格が取れることは魅力的ですが「1資格だけの取得で十分だから、もっと勉強量を減らしてほしい」と思う方もいるかもしれませんね。
得られる知識が多いぶん、勉強が大変なことはある程度覚悟しておきましょう。
②取得に時間がかかることもある
ペット販売士の資格講座は、24ヶ月の猶予期間が設けてあるため、自分のペースでゆっくり勉強することができます。
課題提出の期限などもありません。
これがデメリットになるケースもあります。
通学のように学習スケジュールが決まっていないため、サボりがちになってしまう方は多いでしょう。
このような口コミもありました。
自己管理をして計画的に勉強を進められる方はよいですが、1人目の方の口コミにあるようにうまくいかない方もいるでしょう。
効率よく勉強すれば短期間取得ができる状況でも、だらだら勉強してしまい長期間かかるかもしれません。
最悪の場合、資格取得に至らず断念してしまうこともあるでしょう。
自己管理が苦手な方の場合は、取得するまでに苦労があるかもしれません。
ペット販売士の資格が向いている人は?
ここまで、ペット販売士の口コミをまじえながら、どんなメリットデメリットがあるのかお伝えしてきました。
その結果をもとに、どんな方に向いている資格なのかまとめたいと思います。
- ペット業界で働くうえで自信になるような資格を取りたい
- 幅広いペット知識をもって仕事に活かしたい
- ペット業界の経営ノウハウまで学びたい
- ペット業界の開業に必要な知識を学びたい
- 通信講座で資格勉強をしたい
- 充実した教材で勉強をしたい
- 映像教材やeラーニングで勉強したい
- 短期間で取得を目指したい
- 長期間かけてマイペースで取得を目指したい
- 勉強量が多くてもやり遂げる自信がある
- 計画的に勉強する自信がある
このような項目に多く当てはまる方は、ペット販売士の資格がマッチするといえるでしょう。
より詳しい情報を得るために、ヒューマンアカデミーの公式サイトから資料請求をしてみるとよいかもしれません。
あまり当てはまる項目がない場合は、他のペット資格、ブリーダー資格を検討してみてもよいでしょう。
こちらの記事「猫動物ペットのブリーダー・繁殖に関する資格の種類は?」では、猫ブリーダー向けの資格をご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
ペット販売士はペット業界を目指す方におすすめの良い評判の資格
今回はペット販売士の口コミや評判をもとに、具体的にどんなメリットデメリットがある資格なのか見てきました。
「ペット業界で活かしやすい資格」「経営についても学べる」「通信講座で取得を目指せるのが良い」「わかりやすい教材で学べる」「短期間で取得を目指せる」といったメリットが多い資格であることがわかりました。
しかし「覚えることが多くて大変」「取得に時間がかかることもある」などの難点もありますのでご注意ください。
このようなメリットデメリットを参考にしていただき、あなたにとって有益な資格なのかよく考えてみてくださいね。