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動物健康管理士とはどんな資格?

動物健康管理士とはどんな資格?学ぶ内容・取得方法・難易度を解説!

ペットの健康管理に関する専門資格である「動物健康管理士」。

さまざまなペット資格の認定を行っている一般社団法人日本ペット技能検定協会が実施する資格です。

興味がある方は多いのではないでしょうか。

しかし、何となくペットの健康管理に詳しくなれる資格というイメージがあっても、具体的にどんな資格なのかわかりにくいかもしれません。

そこでこの記事では、動物健康管理士の資格について詳しく解説したいと思います。

「資格取得のために学ぶ内容」「活かしやすい仕事」「取得方法や難易度」など、さまざま角度から、どんな資格なのか見ていきます。

動物健康管理士の資格取得を迷っている方も、どんな資格なのか具体的に把握できれば自分に合った資格なのか見極めることができるでしょう。

動物健康管理士とはどんな資格?

動物健康管理士とはどんな資格?

この資格を実施している日本ペット技能検定協会の公式サイトの説明によると、動物健康管理士は「動物病院、ペット飼育・販売の現場で病気予防に重点をおいた活動やアドバイスを行う資格」とされています。

この説明だけだと、どんな資格なのかちょっとわかりにくいですよね。

以下のような疑問がある方は多いのではないでしょうか。

どんなことを学ぶ資格?

資格名から、動物の健康管理について学ぶイメージはあっても、具体的にどんなことを学ぶ資なのかいまいちわかりにくいかもしれません。

最近はさまざまなペット資格があり、学ぶ内容も多様化しています。

愛犬や愛猫を飼うために必要な知識を学ぶ初心者向けの資格から、動物病院で活かせるような専門的な知識を身に着ける資格もあります。

また、ブリーダーやトリマーなど一つの分野に特化した資格も少なくありません。

動物健康管理士は、どのような知識を身に着けることを目的とした資格なのでしょうか。

あなたが学びたい知識とマッチした内容なのか把握しておきたいですね。

活かせる仕事は?

ペット業界で活かすために資格を取得する方は多いでしょう。

しかし取得した資格が自分の職場で活かせない可能性もあるので注意が必要です。

動物健康管理士の資格は、どんな仕事に活かせる資格なのでしょうか。

取得した後に「せっかく取ったのに役立たなかった…」とならないように、事前に確認しておきたいですね。

独学OK?難易度や取得方法は?

当たり前のことではありますが、どんなに魅力的な資格でも、試験に合格して取得できなければ意味がありません。

取得を目指す際には、取得方法や難易度を確認しておくことが大事です。

ペット関連の資格は独学、通信講座、通学などの学習スタイルがあります。

初心者向けの易しいものから、難易度が高い資格もあるため注意が必要です。

動物健康管理士の資格の場合はどうなのでしょうか。

動物健康管理士の資格に興味があっても、このような疑問があり迷っている方は多いかもしれません。

逆にこのような詳細がわかれば、自分に合った資格なのか判断できるでしょう。

次の章では、動物健康管理士の資格について「学ぶ内容」「活かしやすい仕事」「取得方法・難易度」に分けて解説したいと思います。

動物健康管理士とはどんな資格なのか解説

動物健康管理士とはどんな資格なのか解説

動物健康管理士の資格を目指す際には、自分に合った資格なのかきちんと確認しておくことが大事です。

この資格は国家資格ではなく一般社団法人日本ペット技能検定協会が実施している民間資格になります。

比較的新しい資格であり、まだあまりメジャーな資格ではありません。

口コミ情報なども少ないので、どんな資格なのかイメージできていない方は多いでしょう。

ここからは、この資格について詳しく把握するために、「学ぶ内容」「活かしやすい仕事」「取得方法・難易度」について説明したいと思います。

資格取得のために学ぶ内容

まずは、動物健康管理士を名乗るために身につけるべき知識から見ていきましょう。

「動物病院、ペットビジネスの現場で病気予防に重点をおいた活動やアドバイスを行う資格」です。

そのために、以下のような知識を身に着けるために勉強します。

  1. 動物看護・介護学
  2. ペット社会学
  3. 犬のブリーディング学
  4. 犬種標準学
  5. ペット経営学

このように、動物の健康管理に関することだけでなく、幅広い知識を学びます。

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

①動物看護・介護学

動物病院だけでなく、ペットショップ、ペットシッター、ペットブリーダーなどペットに関わる仕事はすべて、ペットの健康管理や病気予防の知識が必要になります。

動物健康管理士は、主にペットの病気予防について活動、助言をする専門家です。

まずは、そのために必要な動物看護、介護学を学びます。

テキストは2冊、合計300ページを超えるボリュームのある内容です。

一例として以下のようなことを学びます。

  • 解剖生理学
  • 内科学
  • 外科学
  • 臨床検査学
  • 薬理学
  • 微生物-寄生虫学
  • 栄養学

このように専門的な知識を身につけられる充実した内容です。

ペットの看護、介護について網羅的に学びたい方に満足できる資格といえます。

ただし専門的な部分まで学べるのは嬉しい反面、「ペットの生体について知識が全くないから不安」という方もいるでしょう。

しかしご安心ください。

この資格取得のための学習では、知識ゼロの初心者の方でもスムーズに学べるようなカリキュラムになっています。

専門知識がない方でも段階的に知識を深めていくことができるでしょう。

②ペット社会学

ペット業界で働く場合、ペットだけでなく飼い主との関係性が重要です。

ペットショップ、ペットサロン、ペットシッター、ペットブリーダーなど、ペットに関わる仕事は、飼い主(クライアント)から信頼を得ることがとても重要になります。

そのために役立つのが、動物健康管理士の資格を取る時に勉強する「ペット社会学」です。

この学習では、基本の犬学から各種関連法規までを幅広く学び、「ペットと人間」「ペットと社会の関係性」を検証していきます。

アニマルセラピーやペットロスまで学ぶことができます。

教材は「犬学(110p)」「動物関連法規(168p)」「アニマルセラピー・ペットロス(96p)」「ペット防災学(42p)の4冊のテキストです。

たとえば飼い主に予防接種の必要性についてアドバイスをするとしましょう。

ただ必要だと伝えるよりも、ペットと社会的な背景や歴史をふまえてアドバイスをしたほうが説得力があります。

顧客に納得してもらうことができ、さらに専門家として信頼を得ることにも繋がるでしょう。

ペット業界で働くうえで強みになる資格がほしい方にもおすすめの資格といえます。

③犬のブリーディング学

動物健康管理士になるための勉強では、ペットのブリーディングについても学びます。

教材は「犬のブリーディング学」のテキスト1冊です。

テキストの内容は以下のようになっています。

  • 繁殖の目的
  • 繁殖の技術
  • 幼犬・成犬の飼育管理

これらの内容は動物愛護の精神に基づいているので、実務的な知識だけでなく動物たちとの向き合い方も学べるでしょう。

ブリーディングの知識は、ブリーダーを目指す方だけが必要なわけではありません。

たとえばペットショップなど、ブリーダーとビジネス取引をする現場で働く際にも必要となる知識です。

ブリーディングの正しい知識は、ペット業界で働くうえで非常に役立つでしょう。

④犬種標準学

動物健康管理士はペット全般的な資格ではありますが、特に犬について深掘りして学びます。

犬種標準とは、犬種を分類するときに必要となる辞典のようなものです。

2冊のテキストを使い、147種の犬種標準を学びます。

猫専門のペットショップなどもありますが、ペットビジネスは犬を扱う現場がほとんどです。

犬に関する知識を深めておくことは、ペット業界で働く方にとって大きなメリットとなるでしょう。

⑤ペット経営学

ペット関連の資格の中には、愛犬や愛猫のお世話に活かすための初心者向けの資格が少なくありません。

しかし動物健康管理士の資格は、ペットビジネスで活かすことができる資格です。

そのためこの資格を取るためには、まず「ペット経営学」について学びます。

教材は、「ペットビジネス概論(140p)」「様々なペットビジネス(118p)」の2冊のテキストです。

一例ではありますが、以下のようなことを勉強します。

  • 店舗設計
  • 開店実務
  • 生体管理
  • 検疫
  • 仕入れ
  • 経理
  • 税務管理
  • チラシ、ポップ広告のノウハウ

ペットビジネスをはじめるためには、ペット生体に関する知識だけでは不十分です。

ショップ経営に必要なノウハウがわからなければ、ペットビジネスを成功させることはできません。

しかし犬や猫に関する知識はある程度持っているけれど、ビジネスに関する知識は全くないという方は多いでしょう。

動物健康管理士の資格取得のために勉強する「ペット経済学」は、ペットビジネスに必要な知識を一通り学びます。

この「ペット経営学」は、ペット業界で開業するときに役立つ知識です。

ペット業界で独立開業する際に将来独立したいという夢がある方にも有益な資格と言えますね。

活かしやすい仕事

この資格は、ペット業界で活かすことができる資格です。

それでは具体的にどんな仕事に活用できるのでしょうか。

動物健康管理士の資格は「動物病院」「ペット飼育、販売の現場」で活かしやすいといえます。

具体的には以下のような仕事があります。

  • 動物病院
  • 老犬ホーム・老猫ホーム
  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • ペットサロン
  • ペットホテル
  • ペットシッター
  • ドッグトレーナー
  • アニマルカフェ

幅広い仕事で活用できる資格であることがわかりますね。

ペット関連の仕事に就く場合、必ず資格が必要になるわけではありません。

しかし動物健康管理士の資格を持つことで、自信をもって業務に取り組めるでしょう。

就職するときのアピール材料になるメリットもあります。

また、独立して開業する際にも非常に役立つ資格です。

それぞれの仕事内容や給料などの詳細は、こちらの記事「動物健康管理士の給料は?活かせる仕事を解説」で解説しています。

ぜひ合わせてご覧ください。

取得方法や難易度

資格取得を目指す際には、取得方法や難易度を確認し、合格する自信があるか考えることが大切です。

動物健康管理士の資格は、ヒューマンアカデミーの通信講座を受講して目指すことができます。

上の章でお伝えしたように、学ぶ内容はボリュームがあり専門性も高いですが、試験の難易度はあまり高くはありません。

「取得方法」「難易度」について詳しく見ていきましょう。

ヒューマンアカデミーの通信講座で取得を目指す

資格名 ・動物健康管理士
・ペット繁殖指導員
・ペット販売士
・ペット防災管理士
(認定機関:日本ペット技能検定協会)
認定機関 日本ペット技能検定協会
学習方法 ヒューマンアカデミー
取得方法 テキストや映像講義で学習→添削課題を提出→すべての添削課題合格でライセンス取得
学習期間目安 6ヶ月
教材 ・テキスト10冊
・ペット用語辞典 1冊
・映像講義・資料9本
・犬・猫骨格ポスター各1枚
・eラーニング
サポート内容 ・添削課題5回
・質問サービス(何度でもOK)
・独立開業相談
受講料 300,300円
受験方法 在宅受験(添削課題提出)
ライセンス交付代(税込) 1資格につき14,000円
合格基準 200点中140点以上

動物健康管理士は、一般社団法人日本ペット技能検定協会が認定している資格です。

ヒューマンアカデミーの通信講座「ブリーダープロフェッショナル講座」が認定講座として指定されています。

6ヶ月を目安に、テキストなどの教材を使って勉強し、全5回の添削課題を提出。

すべての添削課題に合格すると資格取得となります。

民間資格の場合、会場試験やオンライン試験などを受けるケースが多いですが、この資格は課題提出が試験代わりです。

この講座のおすすめポイントは以下になります。

  • 教材がわかりやすい
  • eラーニングで楽しく学べる
  • 講師に質問しながら勉強できる
  • 自分のペースで進められる

上の章でお伝えしたように、動物健康管理士になるためにはさまざまな分野の勉強をする必要があります。

ですので、テキストもかなりボリュームがあるものが用意されています。

しかし、初心者でもわかりやすくまとめられており、映像教材もついているので学びやすい内容です。

さらにスマホで学べるeラーニングも充実しているので、楽しく学ぶことができるでしょう。

また、ヒューマンアカデミーの通信講座では、メールで何度でも質問することが可能です。

テキスト内容でわからない部分があれば、講師に質問しながら進められるので、ひとりで勉強することに不安がある方でも安心です。

学習の目安期間は6ヶ月となっていますが、最大24ヶ月まで在籍できるため、自分のペースで進められる点も魅力といえます。

ヒューマンアカデミーの「ブリーダープロフェッショナル講座」の評判は、こちらの記事「ブリーダープロフェッショナル資格講座の口コミ評判を検証」で詳しくご紹介しています。

講座内容をさらに詳しく知りたい方は、ぜひあわせてご覧ください。

試験の難易度はあまり高くない

動物健康管理士になるためには、「動物看護・介護学」「ペット社会学」「ペット経済学」など幅広い知識を学ぶ必要があります。

ペット業界で独立開業する際にも役立つ資格ということで、勉強する内容はかなり専門的なものです。

しかしながら、本格的な試験ではなく課題提出という形なので難易度が低いといえるでしょう。

会場試験の場合は、緊張したり時間が足りないために実力が出せない場合もあります。

動物健康管理士の場合は自宅でリラックスしてじっくり取り組むことができるので、実力を出せるはずです。

また、合格ラインが200点中140点以上と低めに設定されているので、難しい問題があっても合格点をとりやすいでしょう。

より詳しい学習内容を知りたい方は、ヒューマンアカデミーの公式サイトから資料請求してみるとよいかもしれません。

具体的な勉強内容がわかれば、安心して勉強をはじめられるでしょう。

受講料が高めなので要注意

充実した教材や手厚いサポートを受けながら取得を目指せるヒューマンアカデミーの通信講座。

動物健康管理士はこの講座を受講して勉強できるので、取得しやすいと評判です。

ただし、受講料は高めの設定になっているためご注意ください。

優れた学習環境を提供してくる講座という理由もありますが、この講座では動物健康管理士以外に3つの資格を取得できるため、高めの受講料になっているのでしょう。

「ブリーダープロフェッショナル講座」を受講しカリキュラムが修了すると、以下4つの資格を取得することが可能です。

  • 動物健康管理士
  • ペット繁殖指導員
  • ペット販売士
  • ペット防災管理士

一度に4つの資格を取れることを考えるとコスパのよい講座ともいえますが、1資格だけ取りたい方は割高に感じるかもしれません。

ヒューマンアカデミーでは、ペット繁殖指導員の1資格だけを目指せる「ブリーダー講座」もあります。

こちらはぐんと安い受講料となっていますので、気になる方はこちら「ブリーダー資格講座の口コミ評判は?」をチェックしてみてくださいね。

動物健康管理士とはペット業界で活かしやすく取得しやすいおすすめ資格

動物健康管理士

動物健康管理士とはどんな資格なのか解説してきました

「動物看護・介護学」「ペット社会学」「犬のブリーディング学」「犬種標準学」「ペット経営学」などペットの健康管理に必要な知識、さらにペットビジネスに必要な知識を学ぶ資格です。

ペット業界に就職する際、もしくはペット業界で独立開業するときに役立つ資格といえるでしょう。

また、取得しやすい資格であることも魅力のひとつです。

指定講座であるヒューマンアカデミーの通信講座は、充実した教材やサポート体制が整っています。

受講料が高めではありますが、複数の資格を同時取得できる点などを考慮するとコスパがよいでしょう。

ペット資格を取って仕事を充実させたい方は、検討しておきたい資格といえますね。