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猫検定(ねこ検定)のテキスト参考書の特徴は?各本と問題集のおすすめポイントや注意点を解説

猫好き注目の検定試験である「ねこ検定」。

初級、中級、上級に分かれているのですが、検定試験の出題範囲は主に公式テキストになっています。

この公式の参考書や問題集はどのような内容なのでしょうか。

今回はねこ検定対策に欠かせない教材である公式本について解説したいと思います。

ねこ検定の公式テキストはメインテキストの「ねこ検定公式ガイドBOOK初級編」「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編 」と、サブテキスト「ねこの法律とお金」の3冊です。

特徴や、各本のおすすめポイント、注意点などを詳しくご紹介しましょう。

ねこ検定に合格するためには、とにかくテキスト学習を重点的に行う必要があります。

テキストと相性が悪いと、試験対策がスムーズに進まないかもしれません。

検定試験に挑戦するか迷っている方は、まずは、自分に合った参考書、問題集なのかをチェックしておくと良いでしょう。

猫検定(ねこ検定)はどんな本で勉強するの?

通信講座を受講して取得を目指す猫資格もありますが、ねこ検定は独学で検定試験に挑むことになります。

教材セットが用意されている通信講座とは違い、教材は公式本のみ。

どんな本で勉強することになるのでしょうか。

テキスト、問題集について以下のような疑問から見ていきましょう。

猫検定のテキスト・参考書の特徴は?

合格を共に目指すパートナーである参考書。

特にねこ検定の検定試験では、公式テキストからの出題率が高いため、テキスト(参考書)の存在は大きいです。

ねこ検定はテキストが全てと言っても過言ではありません。

そのため、自分に合った内容なのか、勉強しやすい内容なのが気になりますよね。

猫検定に公式の問題集はある?

効率よく試験勉強を進めるためには、テキストでインプットするだけでなくアウトプットも平行して行うことが大事です。

ねこ検定を受ける前には、アウトプット教材である問題集についても確認しておく必要があります。

猫資格の中には、テキストのみで問題集がないケースもあるので注意が必要です。

ねこ検定には問題集はあるのでしょうか。

ねこ検定を検討されている方の中には、このように教材にについて疑問がある方は多いのではないでしょうか。

スムーズに勉強できる教材なのか知るために、次の章では公式テキストや問題集について詳しく解説したいと思います。

猫検定テキスト(参考書)の特徴と各本のおすすめポイント・注意点

ねこ検定の検定試験に合格するためには、テキスト学習が重要です。

ここからは、スムーズに試験勉強ができるテキストなのか見ていきたいと思います。

テキスト全般的な特徴と、各本のおすすめポイント、注意点を解説していきましょう。

猫検定テキスト(参考書)全般の4つの特徴

まずは、ねこ検定の試験対策で使用するテキストから見ていきます。

以下4つの特徴をおさえておくと良いでしょう。

  1. 公式テキストは3冊
  2. 書店や通販で誰でも購入できる
  3. 級によって出題範囲が異なる
  4. 本のサイズはやや大きい

それでは1つずつご紹介したいと思います。

①公式テキストは3冊

ねこ検定の公式テキストは以下の3冊になります。

本のタイトル  金額(税込) 特徴
ねこ検定公式ガイドBOOK初級編 新版  1,540円 「神保町にゃんこ堂」プロデュース
ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編 新版 1,650円 「神保町にゃんこ堂」プロデュース
ねこの法律とお金 増補改訂版  1,760円 渋谷寛(弁護士・司法書士)監修

3冊とも、ねこ検定を実施している「ねこ検定実行委員会」の公式本です。

詳しい内容は後述しますが、全般的な猫知識が書かれている「ねこ検定公式ガイドBOOK」は、初級編と中級・上級の2冊に分かれています。

ポイントは、「神保町にゃんこ堂」がプロデュースしているところ。

「神保町にゃんこ堂」は猫本専門の書店で、洋服や靴下などコラボ商品も多く、猫好きの間では有名です。

「神保町にゃんこ堂」はねこ検定にも特別協力しています。

さらに猫に関わる法律関係の内容が書かれた「ねこの法律とお金」も公式本です。

こちらは、弁護士・司法書士の渋谷寛さんが監修しています。

②書店や通販で誰でも購入できる

猫資格は通信講座を受講する必要があるケースが多いです。

その場合は通信講座を受講しないと、公式テキストを入手することができません。

一方、ねこ検定は独学で受験できる資格となっており、公式テキストは市販されています。

公式本3冊は、全国の書店もしくはAmazonなど通販サイトで購入することができます。

誰でも気軽に購入できるところが便利ですね。

③級によって出題範囲が異なる

ねこ検定は初級、中級、上級に分かれています。

どの級も主に公式テキストから出題されるのですが、出題範囲は出題の割合は以下のように異なります。

出題範囲 出題の割合
初級 「ねこ検定公式ガイドBOOK初級編」 100%
中級 「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」 70%
「ねこの法律とお金」 20%
時事問題など 10%
上級 「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」 60%
「ねこの法律とお金」 30%
時事問題など 10%

初級の問題は全て「ねこ検定公式ガイドBOOK初級編」から出題されるので、テキストをしっかり学習しておく必要があります。

中級・上級は「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」に加え、「ねこの法律とお金 増補改訂版」からも出題されますので、必ず2冊購入する必要がありますね。

④本のサイズはやや大きい

最後にご紹介する特徴は本のサイズです。

ねこ検定の試験勉強する際には、通勤途中やカフェなど出先で勉強したいという方もいるでしょう。

持ち運びするためには、サイズの大きさは意外と重要ですよね。

本のタイトル サイズ
ねこ検定公式ガイドBOOK初級編 新版 0.9 x 21 x 28.2 cm
ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編 新版 0.9 x 21 x 28.2 cm
ねこの法律とお金 増補改訂版 1.6 x 15 x 21 cm

このように、「ねこの法律とお金」は持ち運びやすいサイズですが、メインテキストのほうはAサイズに近いので結構大きいです。(A4は21cm×29.7cm)

電車などでサッと取り出して勉強する時には、ちょっと大きすぎるかもしれませんね。

「公式ガイドBOOK初級編」のおすすめポイントと注意点

次に、初級用のテキスト(参考書)について詳しく見ていきましょう。

内容は以下の4つの章に分かれています。

  1. 猫の生態
  2. 猫の暮らし
  3. 猫の歴史
  4. 猫の文化

「猫の生態」では、猫の体に関する基礎知識や猫の一生など、基本的な内容を学びます。

「猫の暮らし」では、猫の基本行動、気持ち、ケア、健康、フードなど、猫を飼う上で必要な知識を体系的に学びます。

「猫の歴史」では猫の起源、「猫の文化」は猫の文学や映画など、様々な角度から学ぶことが可能です。

それでは、さらにテキスト内容を深堀りするために、おすすめしたいポイントと注意点に分けて解説します。

おすすめポイント

ねこ検定の初級用テキストには、以下のようなおすすめポイントがあります。

猫知識がない初心者でも読みやすい

初級用のテキストは、猫について知識がない方、猫を飼ったことがない方など初心者でも読みやすい内容になっています。

猫に関する基礎の基礎から丁寧に学べるところが魅力です。

わかりやすい文章で書かれているので、サクサク読み進められるでしょう。

「勉強が苦手」「参考書のような難しい内容だと飽きてしまいそう」という方にもおすすめのテキストです。

写真やイラストが多くて見やすい

初級用のテキストが読みやすい理由の1つは、写真やイラストが多いからでしょう。

文字だけが書かれた参考書ではなく写真が多いので、可愛い猫に癒されながら楽しく勉強できるはずです。

文章ばかりだと知識が定着しにくいかもしれませんが、可愛い写真やイラストがあるので、記憶に残りやすい効果もあるでしょう。

猫知識を幅広く学べる

初心者用のテキストは初心者でも安心の比較的難易度が低い本です。

しかし猫知識をしっかり学ぶことができます。

本のキャッチコピーである「この一冊で猫のすべてがわかる!」が納得できる内容です。

猫を飼う上で必要な「生態」「暮らし」の知識、猫好きなら知っておきたい「歴史」「文化」を幅広く学べることができます。

猫知識がない方でも、この1冊を読み込めば、猫について詳しくなり、飼い主として自信が持てるようになるでしょう。

専門的な内容まで覚える必要はなく、「猫知識を一通勉強したい」という方にぴったりのテキストです。

試験対策はこの1冊でOK

初級用のテキストの魅力は、やはり検定試験にバッチリ対応しているところでしょう。

複数のテキストから出題される猫資格もありますが、ねこ検定はこの1冊だけでOK。

ねこ検定の合格ラインは7割以上です。

この一冊を読みこんでおけば大丈夫という安心感がありますね。

注意点:物足りないと感じる人もいる

おすすめポイントの多い初級用のテキストですが1点だけ注意点があります。

お伝えしてきたように、初級用のテキストは猫初心者でも学びやすい内容になっています。

そのため、猫について勉強したことがある方が、猫の専門書を読んだことがある方の場合には、物足りないと感じるかもしれません。

ねこ検定は、中級から受験することも可能です。

基礎知識より専門的な内容を学びたい方は、次にご紹介する中級・上級用のテキストが良いでしょう。

「公式ガイドBOOK中級・上級編」のおすすめポイントと注意点

次に、中級・上級用のテキスト(参考書)について詳しく見ていきます。

内容は以下の4つの章に分かれています。

  1. 猫の生態
  2. 猫の暮らし
  3. 猫の歴史
  4. 猫の文化

このように、基本的に初級編のテキストと同じ分野を学ぶ内容になっています。

しかし後述するように、初級編より深掘りした内容になっているのが特徴です。

それではおすすめポイントや注意点を見ていきましょう。

おすすめポイント

ねこ検定の中級・上級用テキストには、以下のようなおすすめポイントがあります。

猫について深く学べる

「この一冊で猫を深く理解する」というキャッチコピーの通り、猫について深く学べるところが、このテキストの魅力です。

初級編と同じ幅広い猫知識をより深掘りして学んでいく内容になっています。

例えば、「猫の暮らし」では、猫の栄養学、猫の病気、高齢猫の暮らし、高齢猫の看取り、猫と防災など専門的な部分まで書かれています。

猫を長年飼っている方、猫に関わる仕事をしている方でも、得ることが多いテキストと言えるでしょう。

専門家が監修している

最近は猫に関する本がたくさんありますが、そのレベルや質にはバラつきがあります。

勉強する本を選ぶ時には、どんな人が携わっている本なのか確認することが大事です。

中級・上級用のテキストは、専門性が書かれていることもあり、下表のように専門家の方々が監修しています。

テーマ 監修章
1 猫の生態 今泉 忠明(動物学者)
2 猫の暮らし 服部 幸(猫専門獣医師)ほか
3 猫の歴史 高野八重子(CFAオールブリード国際審査員)
4 猫の文化 山根明弘(西南学院大学教授)

各分野のプロが監修している内容なので、安心して学ぶことができますね。

検定試験後も役立つ

中級・上級のテキストは検定試験の参考書として購入する方がほとんどだと思います。

しかし、純粋に1冊の本として非常に優れている内容です。

読み応えがあり、専門的な内容が幅広く書かれているので、得られる情報がとても多いと言えるでしょう。

検定試験後も猫との生活や猫と関わる仕事をする中で、参考書として長く使うことができるはずです。

注意点:初心者には難しい内容

充実した内容の中級・上級のテキストですが、この難点は頭に入れておきましょう。

初心者のテキストは楽しく学べる内容になっていますが、中級・上級のテキストは、「参考書」のイメージがぐんと強くなります。

文字や文章が多くなるので、見た目の時点で「難しそう…」と感じるでしょう。

書かれている内容も、専門用語や難しい表現も多くなるため、気軽に読める内容ではないかもしれせん。

猫の勉強初心者の方には難しい内容であることは覚えておきましょう。

「ねこの法律とお金」のおすすめポイントと注意点

最後に「ねこの法律とお金」について見ていきましょう。

ねこ検定は、メインの猫テキストに加えて、猫の法律に特化したサブテキストからも出題されるところが特徴です。

それではどんな内容なのか、おすすめポイントと注意点を見ていきましょう。

おすすめポイント

ねこ検定の公式本「ねこの法律とお金」には、以下のようなおすすめポイントがあります。

猫を飼う上で勉強になる本

この本には猫との生活の中で遭遇しやすい問題、トラブル、疑問について書かれています。

具体的には以下の内容が収録されています。

内容
1 猫のいる日々の暮らしと法律
2 猫を取り巻くご近所トラブル
3 ペットサービス・獣医療トラブル
4 愛猫とのお別れと手続き
5 愛猫のための「お金」と制度
6 ねこ六法 知っておきたい法律

このように、猫を飼う上で気になることが満載です。

例えば1章「ペット禁止のマンションで猫を飼ったらどうなる?」、3章「購入した子猫がすぐに死んでしまった」4章「愛猫が死んだら死亡届は出す?」など、勉強になる内容がたくさん書かれています。

検定試験のサブテキストではありますが、愛猫家なら手元に置いておきたい本と言えるでしょう。

わかりやすい参考書

法律関係の本と聞くと苦手意識を感じる方もいるでしょう。

中級・上級用のサブテキストと聞くと尚更難易度の高さを感じるかもしれませんね。

しかし実際に読んでみると、読みやすく理解しやすい内容になっています。

前述したように愛猫家が知りたい疑問や問題が事例と共に書かれているので、サクサク読み進めることができるでしょう。

持ち運びの便利なサイズ

ねこ検定のメインテキストはA4に近いサイズなので持ち運びには向いていませんが、このテキストはハンディサイズです。(1.6 x 15 x 21 cm)

電車やカフェなどでサッと開いて読めるところがおすすめポイントと言えるでしょう。

注意点:参考書としては難易度が高い

魅力的なサブテキスト「ねこの法律とお金」ですが、以下のような注意点があるでしょう。

この本は読み物としては興味深い内容で、集中して読むことができるでしょう。

しかし、検定試験ではこのテキストの中からも出題されるため、内容を覚えながら読み進める必要があります。

ただ読むのは面白くても、その内容を暗記しようと思うと難しさを感じるかもしれません。

初見は読み流しても良いですが、2周目、3週目に読む時は、ノートにメモを取りながら読むなど、じっくり取り組む必要があるでしょう。

猫検定の2つの問題集の特徴を解説

試験対策をするためには、テキストを読むだけでなく問題を解きアウトプット学習することが大事です。

猫資格の中には公式の問題集がない場合もありますが、ねこ検定は問題集が用意されています。

  • ねこ検定公式厳選過去問題集
  • 公式テキスト収録の模擬問題集

こちらの2種類です。

詳しく見ていきましょう。

ねこ検定公式厳選過去問題集

2024年に行われた第7回の試験対策として、公式の過去問題集が登場しました。

内容は以下のようになります。

価格 各級1,100円(税込)
形態 印刷可能なデータ形式(PDF)
内容 過去問題全100問・解答解説付き

2022・2023年に行われた第5・6回試験問題から初級、中級、上級それぞれ100問が厳選されています。

PDF形式でダウンロードできるようになっているので、紙に印刷して本番の試験のように解くことができるでしょう。

おすすめポイント

ねこ検定の試験は制限時間60分で100問を解く内容になっています。

この過去問は100問が収録されているので、本番を同じように解くことができるメリットがあります。

きちんと60分測って取り組むことで、本番のペース配分の参考にもなるでしょう。

最終的な試験対策として活用することができますね。

公式テキスト収録の模擬問題集

「ねこ検定公式ガイドBOOK初級編」「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」には、それぞれ模擬問題集も収録されています。

テキストを一度読んだ後に、どの程度理解できたか確認するために問題集を解いてみると良いでしょう。
どの程度テキストを理解できたか確認することができます。

間違った部分を意識しながら、テキストの2周目を開始すると良いでしょう。

ねこ検定の各級の問題集や過去に関する情報は、こちらの記事「猫検定初級の練習問題や過去問」「猫検定の中級の過去問」「猫検定の上級の合格率や過去問」でさらに詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

猫検定(ねこ検定)はテキストも問題集も充実教材が揃っている

今回はねこ検定のテキスト(参考書)、問題集など教材について解説してきました。

式テキストはメインテキストの「ねこ検定公式ガイドBOOK初級編」「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編 」と、サブテキスト「ねこの法律とお金」の3冊です。

どれもおすすめポイントが多く、魅力的なテキストと言えるでしょう。

検定試験のテキストとしてだけでなく、猫関連の本として持っておきたい本と言えます。

問題集は過去問とテキストについている模擬問題集があります。

本になっている問題集はありませんが、これらの問題を解くことでアウトプット学習や、試験対策ができるでしょう。

ねこ検定は独学で勉強するため、教材が重要になりますが、充実教材が揃っているので取り組みやすいでしょう。

公式サイトでテキスト内容を試し読みすることができますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。