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愛玩動物飼養管理士1級2級の合格率・合格点は何点?点数や落ちた人の情報から難易度を検証!

最近は趣味や仕事のために猫資格やペット資格を取得する方が増えています。

愛玩動物飼養管理士もそんなペット関連の資格の1つですが、他の資格と比べると難易度は高めです。

1級2級に分かれており、特に1級はハードルの高さを感じますよね。

愛玩動物飼養管理士を目指したいけれど、難易度の高さがネックになり躊躇している方は多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、愛玩動物飼養管理士1級2級の難易度を解説したいと思います。

合格率・合格点は何点なのか、点数や落ちた人の情報なども調査。

試験が難しかったという口コミなども検証しながら、難しいポイントも見ていきましょう。

愛玩動物飼養管理士に漠然とハードルの高さを感じている方も、具体的な合格率や合格点などの情報がわかれば、本当の難易度がわかるでしょう。

愛玩動物飼養管理士1級2級の難易度は?

愛玩動物飼養管理士を名乗るためには、1級か2級の検定試験に合格する必要があります。

せっかく勉強しても試験の難易度が高すぎると取得できないかもしれません。

愛玩動物飼養管理士の難易度は具体的にどれくらいなのでしょうか。

以下のような疑問から見ていきましょう。

合格率はどれくらい?

最近はさまざまな猫関連、ペット関連の資格がありますが、課題を提出するだけで取得できる資格も少なくありません。

一方、愛玩動物飼養管理士1級2級は、全国各地の試験会場で行われている検定試験を受ける必要があるため、難しさを感じますよね。

実際に試験科目を見ても難しい内容になっています。

しかしもっと具体的に難易度を知るためには、合格率を見るのが効果的です。

極端に合格率が低い資格であれば、なかなか取得は難しいかもしれません。

反対に難しそうに見える資格でも、合格率が高ければ実際の難易度が低いと言えます。

愛玩動物飼養管理士の場合は、どれくらいの合格率になっているのでしょうか。

合格点は何点?落ちた人の点数は?

難易度を知る為には合格点も重要です。

例えば合格ラインが100点中90点であれば、難易度は高いでしょう。

合格ラインが60点であれば、40点間違えてもOKということになるので、グンとハードルは低くなりますね。

愛玩動物飼養管理士1級2級の合格点何点なのでしょうか。

また、落ちた人はどれくらいの点数だったのでしょうか。

難しい・難しかった口コミ内容は?

動物飼養管理士の難易度を知るためには、実際に受験した方の意見を参考にすることも大事です。

この資格の口コミには、「難しい」「難しかった」などの意見は多いのでしょうか。

また、難しかった点は具体的にどんなところだったのかも知りたいですね。

 

愛玩動物飼養管理士1級2級の難易度を知るためには、このような疑問をクリアにする必要があるでしょう。

次の章では、合格率・合格点・難しかった口コミなどを見ていきたいと思います。

愛玩動物飼養管理士1級2級の難易度を合格率・合格点から検証

ここからは、愛玩動物飼養管理士1級2級の難易度を知るために、合格率や合格点を検証したいと思います。

結論から申し上げますと、合格率は8割前後と高いです。

合格点は非公開となっていますが、あまり高くないことが予想されます。

また、落ちた人は再試験を受けることもできるので、再チャレンジすることが可能です。

詳しくご説明していきますね。

合格率は約8割

愛玩動物飼養管理士を認定しているのは、公益社団法人日本愛玩動物協会です。

この日本愛玩動物協会の公式サイトには、合格率は「例年80%前後」と記載されています。

難易度が高いイメージがある愛玩動物飼養管理士ですが、約8割の方が合格していると聞くとあまり難しくない感じがしますね。

本当に8割程度の方が合格しているのか、具体的な「受験者数」「合格者数」「合格率」調べてみました。

この資格は毎年11月と2月に実施されています。

直近6回の試験の結果は以下になります。

1級 2級
実施時期 受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
2021年11月 1,757 1,426 81.2% 9,468 8,293 87.6%
2022年2月 228 121 53.1% 3,168 2,593 81.8%
2022年11月 1,881 1,470 78.1% 8,527 7,116 83.5%
2023年2月 283 185 65.4% 3,327 2,374 71.4%
2023年11月 1,678 1,340 79.9% 8,076 6,725 83.3%
2024年2月 271 157 57.9% 3,198 2,463 77.0%

毎年11月の試験は約30会場、2月の試験は約10会場となっています。

2月のほうが試験会場が少ないため、上表のように受験者数が少なくなっているのでしょう。

トータルの平均を算出すると、1級の平均は69.3%、2級の平均は80.8%です。

2級の合格率の平均は公式発表の「8割前後」ですが、1級の平均は「7割前後」と言えますね。

ただし、11月に実施された1級試験だけを見ると、8割前後を維持しています。

しかしいずれにしても、8~7割の方が合格できるということで、愛玩動物飼養管理士1級2級の試験はそれほど難易度が高いとは言えないかもしれませんね。

合格点は非公開

8割前後の合格率をキープしている愛玩動物飼養管理士1級2級の資格。

それでは、認定試験の合格点は何点なのでしょうか。

受かった人の点数、落ちた人の点数を知っておきたいですよね。

しかし残念ながら、合格点は非公開となっています。

目標とする点数がわからないので、ちょっと試験対策がしにくいですね。

おそらくその時の試験内容によって合格点が異なるため、点数を公表していないのでしょう。

日本愛玩動物協会が合格者を発表する書面には「各試験問題の難易度と得点分布、過去の合格率や合格基準などを踏まえて合格者を決定しました」という文言がありました。

つまり、難易度が難しい問題が出題された場合は、合格点が低いのでしょう。

反対に難易度が低い問題が出題された時は、合格点を高くなっていると思われます。

毎回、協会側が「合格者8割程度」になるような合格点を設定しているとも言われています。

このような事情により、合格点は非公開にしているのでしょう。

試験が難しくて解けない問題が多かった場合でも、「きっと平均点が低いだろう」と、希望を持ちたいですね。

落ちた人は再試験が可能

愛玩動物飼養管理士1級2級の試験の合格率は約8割ということで、それほど難易度は高くないでしょう。

さらにこの資格には安心材料があります。

検定試験に落ちた人は再試験を受けることができるのです。

落ちた人は、不合格通知と一緒に再受験のための資料が届きます。

「新規申し込みをした年度を含めて5年以内」であれば再受験が可能です。

愛玩動物飼養管理士の試験を受けるためには、通信講座を受講し、スクーリングを受けたり課題提出をする必要があります。

しかし再試験の申請をすれば、試験だけもう一度受け直すことができるのでスムーズです。

5年以内という猶予がありますが、勉強した内容を忘れてしまわないように、すぐ次の試験を受けたほうが良いですね。

簡単に再チャレンジできることがわかっていると、プレッシャーを感じずに受験に臨めるでしょう。

愛玩動物飼養管理士1級2級の難しい・難しかった口コミをご紹介

ここまで愛玩動物飼養管理士の合格率や合格点を調べながら、難易度について検証してきました。

ここからは、実際に受験した方々はどのような部分に「難しい」「難しかった」と感じているのか口コミをご紹介したいと思います。

2級は「難しかった」口コミが多い

この資格は1級と2級に分かれています。

2級は満15歳以上であればどなたでも受験できますが、1級を受けるためには2級取得者であることが条件になります。

SNSや口コミサイトなどに投稿されている1級合格者、2級合格者の口コミを調べてみると、「難しかった」「難しい」などのコメントをされている方はほとんど2級合格者でした。

具体的な内容をご紹介しましょう。

試験対策が難しい

最近は様々な猫資格やペット関連の資格がありますが、比較的試験対策がしやすい傾向にあります。

過去問や模擬問題集をやっておけば解ける問題が多いでしょう。

ペット関連の資格に限らず、多く資格は出題傾向がだいたい決まっていますよね。

ところが、愛玩動物飼養管理士の試験は出題傾向にバラつきがあるのが特徴です。

そのため、はじめて2級を受けると「難しい」と感じる方が多いです。

課題問題から出題されると思っていたが、教本からの出題が多くて難しかったです。
予想が外れたので、まったく解けませんでした。
課題問題をやっておけば良いというネット情報が外れていました。

このような口コミが見られました。

一般的な資格の場合は、課題問題と似たような問題が出題される傾向にありますが、この資格は違います。

出題傾向を予想して試験対策をしていても、それが外れる場合が多いです。

特に愛玩動物飼養管理士の試験範囲はとても広いので、予想が外れてしまうと全く解けない可能性もありますね。

網羅的に勉強する必要がある

愛玩動物飼養管理士の試験は毎回出題傾向が違うため、結局は試験範囲を網羅的に勉強する必要があります。

メイン教材は分厚い教本2冊です。

これをすみずみまで読み込んで理解しておかなければならないため、難しい試験と言えるでしょう。

以下のような「難しかった」口コミが見られました。

教本をメインに勉強しないと無理だと思いました。
総合的に勉強したか問われる試験でした。
教本の細かいところまで見ておく必要があります。

口コミを調べてみると、教本を読み込まなくても、課題問題を解いておけば合格点が取れるだろうと思っていた方が多いです。

しかし実際には、網羅的に教材の内容をインプットしなければならないため難しい試験と言えるでしょう。

問題数が多い

愛玩動物飼養管理士の試験が難しいポイントは、問題内容だけではありません。

問題数が多く、試験時間が短いという難しさもあります。

この資格の試験時間はいつも同じではありません。

75分の時もあれば60分の時もあります。

しかしいずれにしても、制限時間に対して問題数が多いです。

以下のように、難しいという方の意見が見られました。

60分で55問解くのが大変だった
時間がなくて最後まで解けなかった
見直す時間がなかった

このような意見がありました。

最近は60分の試験時間が多い傾向にあります。

1人目の方のコメントにあるように、60分で55問解くことになるため、1問あたり1分程しかありません。

見直しに時間をかける場合には、1問1分以内でスピーディに解く必要があるでしょう。

これは難易度が高い試験と言えますね。

問題内容の難易度が高い

また、愛玩動物飼養管理士の試験はシンプルに問題が難しいです。

扱う動物は犬猫だけではありません。

小動物などのペットの知識も学ばなければなりません。

しかも基礎から専門的な知識まで勉強するので、覚える量は膨大です。

以下のように、問題内容に難しさを感じた方は多いでしょう。

ここ数年で問題の難易度が上がったと思います。
小動物や鳥などの知識も問われるので難しかったです。

最近は猫に特化した資格が人気を集めていますが、その場合は猫についてだけ学べば良いのでハードルは低いでしょう。

愛猫のお世話に活かすことを目的とした初歩的な資格も多いです。

そのような資格と比べると、だいぶ難しい試験と言えますね。

1級は「難しい」口コミが少ない

2級を受験した方の口コミの中には「難しい」という内容が多くありました。

ところが、1級受験者の口コミには「難しかった」などの内容があまり見られませんでした。

おそらく、前述したような「試験対策が難しい」「網羅的な勉強が必要」「問題数が多い」「問題内容の難易度が高い」といったことは2級試験で体験されているはずです。

だから1級を受ける際には、あまり難しさを感じないのでしょう。

1級のほうが試験内容は当然難しいです。

しかし、2級を乗り越えることができれば、1級はスムーズに試験対策ができるのかもしれません。

1級と2級の違いはこちらの記事「愛玩動物飼養管理士1級と2級の違いは?3級や準2級はある?」で解説しています。

ぜひ合わせてご覧ください。

愛玩動物飼養管理士1級2級は合格率が高く難易度は低いが万全に対策が必要

今回は愛玩動物飼養管理士1級2級の難易度について解説してきました。

難しいイメージをお持ちの方が多い資格ですが、合格率を調べてみると「8割前後」と意外と高いことがわかりました。

合格点は公表されていませんが、合格者が8割程度になるように合格ラインを決めているのだと思われます。

ただし、実際に受けた方の口コミを見ると、難しいという感想が多いのも事実です。

「試験対策が難しい」「網羅的に勉強する必要がある」「問題数が多い」「シンプルに問題が難しい」などの難しさがあるでしょう。

合格率を見ると合格できそうな気持ちになりますが、まずはきちんと試験対策することが大事ですね。

実際にどのような難しい問題が出るのか知りたい方は、愛玩動物飼養管理士の公式サイトから資料請求をするのがおすすめです。

無料で取り寄せることができて、もし不要な場合は受験しなくてもOKですので、やってみて損はないでしょう。