猫ブリーダー資格は費用がピンキリ?リーズナブルな料金の通信講座がおすすめ!

猫を飼う人が増える日本で注目されているのが、猫ブリーダーの仕事です。

猫ブリーダーを目指して、資格取得を検討されている方もいると思います。

無資格でもブリーダーになることは可能ですが、専門的な知識が必要になるため、資格取得がおすすめです。

ただし気になるのは資格取得にかかる費用ですよね。

専門学校の場合は300万円近くかかることもありますので、躊躇する方は多いでしょう。

そこでこの記事では猫ブリーダー資格にかかる費用について解説したいと思います。

ブリーダー資格取得の費用は「どこで勉強するか」によって大幅に変わるのが特徴です。

専門学校の場合は高額の学費がかかりますが、通信講座なら10万円前後で取得できる場合もあります。

この記事ではリーズナブルな料金で取得可能な通信講座に焦点をあてて解説したいと思います。

高額な費用のためにブリーダー資格を躊躇している方も、安く取得する方法がわかれば前向きに取り組めるでしょう。

猫ブリーダー資格は費用がピンキリ

猫ブリーダーになるために特別な資格は必要ありません。

国家資格があるわけではなく、いくつかある民間資格の中から選び取得する形になります。

そしてそれらの資格は基本的に独学では取得できません。

専門学校や通信講座で勉強した上で認定試験を受ける流れが一般的です。

「認定試験にかかる費用」は1万円程度なのであまり問題はないでしょう。

しかし「学習にかかる費用」については、以下のような問題があるでしょう。

専門学校は300万円かかることもある

専門学校では、猫ブリーダー資格を取るために充実した学習ができます。

実技のカリキュラムもあるため、最適な学習環境と言えるでしょう。

ただし問題は高額な学費です。

1年だけでも100万円程度、2年通うと300万円もの学費がかかることもあります。

猫ブリーダーになるためにしっかり勉強したいと思っても、この学費がネックになる方は多いでしょう。

通信講座は料金がわかりにくい

猫ブリーダー資格は通信講座で勉強して取得を目指すことも可能です。

しかし通信講座の受講料は数万円の場合もあれば20万円かかることもあり、講座内容もバラつきがあります。

費用がわかりにくいため、どの通信講座を選べば良いか悩んでしまう…という方は多いでしょう。

専門学校のように対面で受講するわけではないので、なおさら不安に思うかもしれませんね。

猫ブリーダー資格には、このように資格取得のための学費がピンキリでわかりにくいという問題があります。

次の章では、このような問題をクリアにするために「猫ブリーダー資格にかかる費用」「通信講座の費用とおすすめ講座」について解説したいと思います。

猫ブリーダー資格にかかる費用・料金を解説

猫ブリーダーになるために資格取得は必須ではありません。

しかし専門的な知識を身に着けるための民間資格はいくつかあります。

自信を持ってブリーダー業に取り組むためには、資格を取っておいたほうが良いでしょう。

ただし、開業してブリーダー業を営む場合には、動物取扱責任者資格が必要になります。

については、ここでお話すると長くなってしまうので、こちらの記事「猫ブリーダーに必要な動物取扱責任資格とは?」でまとめたいと思います。

開業を検討中の方はぜひこちらの記事もチェックしてくださいね。

ここでは一般的なブリーダー資格に焦点をあてたいと思います。

猫ブリーダー資格は独学で取ることは難しいため、「専門学校」「通信講座」いずれかの教育機関で勉強するのが一般的です。

この教育機関の問題は、費用にバラつきがあること。

そこでまず大事なことは、費用の相場を把握しておくことです。

猫ブリーダー資格取得にかかる費用の相場

猫ブリーダーの資格を取る主な方法は、「専門学校」もしくは「通信講座」のブリーダー講座を受講する方法です。

その場合にかかる費用は以下のようになると言われています。

ざっくりとした金額ではありますが、大体の目安にしていただけると思います。

専門学校は一般的な動物関連の専門学校の費用を参考にしたものです。

費用がかかっても動物全般的な知識を学びたい方は、専門学校で時間をかけて通うことをおすすめします。

しかし、猫ブリーダーを目指す方の中には「専門学校の学費は出せない…」という方が多いでしょう。

300万円という金額は簡単に出せるものではありません。

また、仕事をしながら資格取得を目指す方も多いため、時間的に専門学校は無理という方もいると思います。

そのような方におすすめなのが、専門学校よりぐんと費用が安い通信講座です。

最近は通信講座でも充実した猫ブリーダーの勉強ができる講座があります。

専門学校の費用がネックになっている方は、通信講座を検討してみると良いでしょう。

しかし、いざ通信講座を探してみると、「料金がわかりにくい」問題があると思います。

特に相場以上に安い・高い受講料の通信講座は注意が必要です。

次の章で詳しく見ていきましょう。

相場より高い・安い通信講座は注意が必要

上表にあるように、初心者向けの基礎講座がメインの通信講座は10万円程度が相場となっています。

ただし、さらに専門性の高い上級講座になると20万円ほどの受講料になる場合もありますのでご注意ください。

またeラーニングでも学べるなど、教材内容が充実しているために、20万円近くの受講料になるケースもあります。

まずはこの大体の相場を頭に入れておくと良いでしょう。

その上で、高すぎる受講料の講座は避けたほうが賢明です。

あとから「もっと安い通信講座があった…」と後悔してしまうかもしれません。

さらに注意すべきは安すぎる通信講座です。

専門学校ではなく通信講座を選ぶ方の中には、「できるだけ費用が高い通信講座を探そう」と思う方もいるでしょう。

猫関連の資格を探してみると、5万円以下で受講・資格取得できる通信講座もあります。

しかしそのような講座の場合は以下のような難点がある場合が多いため注意が必要です。

①猫に関する基礎知識がメインでブリーダー知識が学べない

受講料が安い通信講座の場合、猫の基礎知識を学ぶカリキュラムになっているケースが目立ちます。

ブリーダーの仕事は、猫の飼育だけでなく「繁殖」「販売」などの知識も必要になるでしょう。

費用が安くても、ブリーダー知識が十分に学べない可能性がある講座は避けたほうが良いですね。

②教材の内容が充実していない

対面で受講する専門学校とは違い、通信講座は基本的にひとりで自宅学習するスタイルになります。

そのため学習パートナーである教材は非常に重要です。

しかし受講料が安い通信講座の場合は、教材の内容が物足りない可能性があります。

受講料が安くても、テキストが少ない、わかりにくいなどの問題があるとスムーズな勉強ができないでしょう。

③質問対応などのサポート体制が整っていない

クオリティの高い通信講座の場合は、何度でも無料で質問に答えてもらえたり、何度も添削指導を受けられるなどサポート体制が充実しています。

一方で安い通信講座の場合は、そのようなサポート体制のコストを削減している傾向にあります。

独学状態でも大丈夫という方は良いですが、独学に自信がない方は、きちんとサポート環境の整っている通信講座を選びたいですね。

④取得できる資格に魅力がない

最後にご説明するのは最も重要なポイントです。

費用の安さを重視した通信講座を選んだ場合、「魅力のない資格だった」と失敗する可能性があります。

猫ブリーダー資格は国家資格ではないため、どんな民間資格を取っても問題はありません。

しかし「マイナーすぎる資格」「学べる内容が少ない資格」などを選んでしまうと、せっかく時間をかけて取得しても意味がないかもしれません。

通信講座を選ぶ時には、まずは自分が取りたいと思えるブリーダー資格を取得できることを最優先にしたいですね。

このように、専門学校に比べると「リーズナブルな受講料が魅力」の通信講座ではありますが、適切な料金ではない場合もあるためご注意ください。

それでは、適切な費用の通信講座を選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか。

次の章では、費用対効果の良い通信講座の選び方、さらにおすすめ資格をご紹介したいと思います。

費用対効果の良い猫ブリーダー資格の通信講座の選び方は?おすすめ資格も紹介

猫ブリーダー資格をリーズナブルな費用で取得したい方は、通信講座を利用すると良いでしょう。

しかし最近は様々な猫資格があるため、どの資格にすれば費用対効果の良い通信講座で勉強できるのかという問題があります。

ここからは、お得な料金で勉強ができて、かつ、役立つ猫ブリーダー資格が選べるポイントをご紹介したいと思います。

先程ご紹介した安い講座にありがちな難点も踏まえて考えていきましょう。

そのポイントは以下5つです。

1. 猫の繁殖について学べる資格を選ぶ
2. 信頼できる認定機関の資格を選ぶ
3. 学びやすい教材が揃っている通信講座を選ぶ
4. サポート体制が充実している通信講座を選ぶ
5. トータル費用がリーズナブルな通信講座を選ぶ

1つずつ詳しくご説明していきましょう。

①猫の繁殖について学べる資格を選ぶ

安い通信講座の場合、猫に関する基礎を学ぶ資格勉強の可能性があります。

「猫に関する基礎知識がメインでブリーダー知識が学べない」という失敗防ぐためには、ブリーダー業に必要な「繁殖」について専門的に学べる資格を選ぶと良いでしょう。

猫ブリーダーの仕事は、繁殖、飼育、販売と多岐に渡ります。

このすべてが網羅された資格が理想的ですね。

②信頼できる認定機関の資格を選ぶ

どんなに受講料が安くても、「取得できる資格に魅力がない」という失敗は避けたいですよね。

そこでチェックしておきたいのは、その資格の認定機関です。

資格の認定を実施している機関がマイナー過ぎたり、評判が良くない機関だと、その資格を取るメリットがないかもしれません。

多くの資格の認定をしている実績がある機関、口コミ評判の良い機関だと安心ですね。

③学びやすい教材が揃っている通信講座を選ぶ

ここからは、資格ではなく通信講座の内容に関することです。

安い通信講座は「教材内容が充実していない」可能性があります。

受講料の安さに飛びついて選んでしまうと、使える教材が少なくて十分な勉強ができなかった…と後悔してしまかもしれません。

テキストはボリュームがあるか、質の高い内容か、を確認しましょう。

DVDなどの映像教材が含まれているとなお良いですね。

各通信講座の公式サイトを見ると、教材の魅力が紹介していますのでチェックしてみましょう。

④サポート体制が充実している通信講座を選ぶ

受講料が安い通信講座の場合、コスト削減のために「サポート体制が整っていない」場合が見られます。

通信講座で勉強する場合にはサポート内容は非常に大事です。

主なサポートサービスは「質問サービス」「添削指導」になります。

質問サービスの場合は無料で何度でもOKという通信講座がお得で便利です。

添削指導は1回だけでなく複数回あると効率よく勉強できるでしょう。

⑤トータル費用がリーズナブルな通信講座を選ぶ

猫ブリーダーの資格を通信講座で勉強する場合、受講料だけでなくトータル費用を確認することが大事です。

受講料が安くても、教材費、受験料、認定料などがかかり、最終的に割高になることもあります。

また、基本コースは安くても、自分が選びたいコースは相場より高い…ということもあります。

実際にかかる料金を算出した上で、先程の相場（10万円～20万円程度）と比べてどうか判断しましょう。

費用対効果の良い猫ブリーダー資格おすすめ3選

ここまで費用対効果の良い猫ブリーダー資格を選ぶポイントをご紹介してきました。

でも、具体的な資格や通信講座の内容がわからないと、イメージしにくいかもしれません。

最後に、数ある猫関係の資格の中から、先程お伝えした5つのポイントをおさえて選んだおすすめ資格3つをご紹介したいと思います。

費用対効果が良いと思えるポイントもお伝えしていきますので、チェックしてみてくださいね。

No.1：犬・猫ペットブリーダー

はじめにご紹介する資格は、「犬・猫ペットブリーダー」資格です。

犬猫の繁殖や改良に関する基礎知識から、ブリーダー業務に関する知識を一通り学べる資格となっています。

交配方法、健康管理だけでなく、ブリーダービジネスに関する知識も学べるため、将来開業したい方にもおすすめです。

認定機関である日本生活環境支援協会は、日常生活だけでなく仕事に活かせる資格をいくつも実施している機関です。

ペット関連の資格は8つもあり、猫資格に定評があることが伺えます。

学習は通信講座「SARAスクール」で行い、カリキュラム終了後に認定試験を受ける流れになります。

教材はテキスト2冊がメインとなるのですが、初心者でもわかりやすく、重要ポイントがぎゅっと詰まった内容なので学びやすいでしょう。

無制限の質問サービス、さらに添削指導も5回も受けられるので十分なサポート体制と言えます。

費用対効果の良いポイント

この講座の特徴はリーズナブルな受講料です。

基本コースなら、受講料＋1資格分の受験料だけなので7万円程度におさえることができます。

さらにお得なのはプレミアコースです。

認定試験を受けずに、課題提出だけで「ペット繁殖インストラクター資格」も一緒に取得することができます。

コスパ抜群のコースと言えるでしょう。

リーズナブルに、かつ充実した内容の猫ブリーダー資格を取りたい方におすすめの資格です。

こちらの資格ついてもっと詳しく知りたい方は「犬・猫ペットブリーダー資格の口コミ評判は?」もぜひ合わせてご覧ください。

No.2：ペット繁殖インストラクター

次ご紹介する資格は、「ペット繁殖インストラクター」資格です。

犬猫の種類別の繁殖方法についての知識を専門的に学ぶ資格となっています。
また猫に特化した健康管理や食事管理など飼育に関する知識が学べるところもポイントです。

通信講座は先程ご紹介した犬・猫ペットブリーダー資格と同じ「SARAスクール」になりますが、認定講座は異なります。

日本インストラクター技術協会は、小倉優子さんが取得した「管理健康栄養インストラクター」など、芸能人にも人気の資格を多く認定しています。

メディアで紹介されることも多く、信頼度が高い機関と言えるでしょう。

SARAスクールの講座は、要点をおさえたテキスト、無制限の質問サービス、5回にわたる添削指導など、学びやすい環境が整っています。

教材はテキスト2冊がメインとなるのですが、初心者でもわかりやすく、重要ポイントがぎゅっと詰まった内容なので学びやすいでしょう。

無制限の質問サービス、さらに添削指導も5回も受けられるので十分なサポート体制と言えます。

費用対効果の良いポイント

先程ご紹介した「犬・猫ペットブリーダー資格」と同じ講座になり、基本コースとプラチナコースが用意されているのが特徴です。

費用をおさえたい場合は基本コースで1資格だけ取る、2資格まとめて取りたい場合はプラチナコースで試験免除で取得するという選択ができます。

どちらも相場よりリーズナブルと言えるでしょう。

さらに、幅広くブリーダー知識が学べる資格で、かつ通信講座も充実しています。

費用をおさえながらも、繁殖について専門的に学びたい方におすすめの資格です。

ペット繁殖インストラクター資格の詳しい内容は、こちらの記事「犬・猫ペットブリーダー資格の口コミ評判」でご紹介しています。

ぜひ合わせてぜひご覧ください。

No.3：ペット繁殖指導員

最後にご紹介する資格は「ペット繁殖指導員」資格です。

トップブリーダーになること、さらに生体を扱う施設で指導員として役割を果たすことを目的にした資格となっています。

日本ペット技能検定協会が認定を行っています。

ペットブームの中ペット共生文化の担い手育成が求められる中、1996年に発足された団体です。

ペットに特化した資格を専門としており、実績もある機関です。

この資格は通信講座ヒューマンアカデミーで勉強して取得を目指します。

上表にあるように、テキストだけでなく、DVDやeラーニングなど教材が充実しているところが魅力です。

ペット繁殖指導員の資格だけを目指す場合は「ブリーダー講座」、他の資格も目指したい場合は「ブリーダープロフェッショナル講座」を選ぶ形になります。

上表にあるように、テキストだけでなく、DVDやeラーニングなど教材が充実しているところが魅力です。

質問サービスや添削指導などのサポート体制もあり、学習しやすい環境と言えます。

費用対効果の良いポイント

ヒューマンアカデミーの受講料は相場を大幅に超えているわけではありませんが、格安ではありません。

ただし、映像教材やeラーニングが充実しているため、費用対効果は悪くないでしょう。

また、専門性の高い資格であり、「指導員」を目指せる資格でもあるため、これくらいの費用は当然と言えます。

より専門性の高い猫ブリーダー資格、指導する立場に立てる資格を取りたい方におすすめの資格です。

少し費用が高くても充実した通信講座で学びたい方にも向いているでしょう。

ペット繁殖指導員資格についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事「ペット繁殖指導員の口コミ評判」も合わせてぜひご覧ください。

猫ブリーダー資格はリーズナブルな費用でも取得できる

今回は猫ブリーダー資格の取得にかかる費用について解説してきました。

認定試験の費用はあまりかかりませんが、資格取得の勉強には高額な費用がかかる傾向にあります。

専門学校に通う場合には100万円～300万円もの料金がかかるでしょう。

ただし通信講座なら充実した学習ができ、リーズナブルな費用で資格取得が目指せます。

解説してきたポイントをおさえていただくと、費用対効果が良い資格が見つかるでしょう。

今回ご紹介した猫ブリーダー資格3つは、資格内容も通信講座も充実していて、さらにリーズナブルな費用なのでおすすめです。

猫ブリーダー資格の費用がネックになっている方も、通信講座の費用なら無理なく始められるかもしれませんね。